施工事例
実際のお客様の施工事例をご紹介いたします。
【番外編2】ミャンマー シュエダゴンパゴダ
【ミャンマー】シュエンダゴンパゴダ床面塗装 2日目
※パゴダは「寺院」のこと。シュエダゴン寺院。
5月下旬から雨季になるミャンマーですが、それでも30度、40度は当たり前!
寺院の参拝は裸足のため、歩くだけでも大変です。今回はガイナを試し塗りし、その効果をご体感いただきます。
一日目の様子はこちら
本日は若干曇り。午後の天気が気になります。
2番目から4番目の洗浄です。
続いて、シュエダゴンパゴダの塗装職人さんたちに攪拌の仕方を指導。
ペール缶の下に新聞紙を敷き、攪拌機の羽根の形状について説明。
攪拌の手順は、まず攪拌機を直角に入れて2分間は底の塗装を攪拌します。
次に、下と上の塗装が混ざるように攪拌機に角度をつけて2分間攪拌。
ペール缶内側の上の方に付着しているガイナをハケで取って満遍なく混ざるようにします。ペットボトルの水700ccを入れて稀釈します。
後でさらに400cc、ミャンマーは暑いですからね。
攪拌完了。職人さんに実際にやってもらいます。直角、斜めに傾けて攪拌。暑い日は特にペール缶に蓋をしながら乾燥を防ぎます
。職人さんたちは熱心に説明を聞いています。
雲行きが怪しい!もしかすると1時間後には雨が降るかもとのこと。
運良く雨雲はズレて雨は避けられました。午後はまた快晴!眩しくて正対するのも大変。貴重な体験でした。
残りの3箇所も洗浄して乾燥後、新聞紙とガムテープを使って養生、シーラー塗装です。皆で手分けして作業。
何事も経験が大事です。昨日もやった作業なので手際が良くなって来ました。
ガイナを取り分け、いよいよガイナ塗装です。現場の方からもアドバイスが飛びます。一枚目完了。
続いて2,3,4枚目に取り掛かります。少し乾いてから塗り重ねると目が立ってしまうので注意が必要です。4箇所のガイナ塗装一回目完了。
乾燥を待ってガイナ塗装2度目です。陽射しが強いので乾燥が速いです。このような時には一回目塗装の時には稀釈を少し多目にします。
見栄えも考えて塗る方向も統一します。ガイナ塗装2度塗り完了です。
突然雲行きが怪しくなり、急いでテントをガイナの上に移動しました。案の定、すぐに俄雨が降り始めたので作業休止。
天気雨だったので早く雨が上がる事を期待しましたが、その考えは甘かった。
これがミャンマーの雨季です。激しい雨と雷で、残念ながらこの場は中止。
この機会を利用してローラーやマスキングテープを探しに出掛けました。事前に用意いただいたものよりは良さそうなので少し多目に購入。メーカーさんの見たてなので安心です。マスキングテープなし。
その足で、マックスマラシステムズの成田さんがオーナーを務めるTOKYO Schoolに直行。
内装にガイナ塗装。生徒さんがいなくなる16時過ぎから作業で、机や椅子などを運び出し、壁に貼られた教材類も撤去。
新聞紙を使って養生し、ハケとローラーを使ってシーラー塗装。4〜5名で作業。TOKYO Schoolの生徒さんで、近いうちに来日して内装業で三年間勉強する三名を中心に塗装しました。
ミャンマー初日から同行、一緒に作業しているので手際が良くなって来ました。日本語も通じるので少しやり易い。
昼食を取らずに忙しく動き回りましたが、終了は20時をとっくに過ぎたので今日はここまで。
明日はシュエダゴンパゴダ、コンテナ、TOKYO Schoolとてんこ盛り。また明日もがんばります!
番外編3へ続く