業者さんの選び方

ガイナという多機能性断熱塗材の施工業者の探し方をご案内します。

ガイナの素晴らしさは充分理解できたが、ガイナを施工するのにどこへ頼めばいいのかお悩みの施主様が多くいらっしゃるという声を聞きます。
ガイナはホームページでもご説明しているように、塗料とは一線を画した多機能性断熱塗材です。
機能や性能などを充分理解し、一定の研修を受けた施工業者を当社では推薦しています。
ここでは、ガイナという多機能性断熱塗材の施工業者の探し方をご案内します。

施工業者に出す、2つの条件

ガイナを取り扱いたいという業者が、当社に毎日メールやTEL、紹介などで問い合わせてきます。
それは、施主様からガイナについて聞かれることが多くなったことや、テレビや雑誌、新聞などでガイナが取り上げられることが多くなってきたからです。
ガイナは次世代の塗材だ。これからはガイナの注文が増えるだろうという思いから多くの業者の方からお問い合わせをいただきます。

その場合、当社では2つの条件を提示します。

1つ目の条件

メーカーのショールームで実験を通してガイナを理解してもらう研修を受けていただくことです。
ショールームは、東京の板橋区に1つしかありません。
沖縄や北海道からのお問い合わせでも必ず東京に出てきていただき、研修を受けていただくようお願いしています。
そうすると、2つの反応が返ってきます。


1つ目の反応

多くは時間が無い。遠くていけない。資料と施工要領書を送ってもらえば分かる。
このような業者には、お客様にきちんと説明していただくためには、施工店がガイナを理解していなければ正しく伝わらないことを話します。
売るためにつけ刃の説明や誇大な言い回しをされるとお客様に迷惑がかかります。また、後日トラブルの元にもなります。
すると、中には怒り出す業者もいます。「塗装で30年も飯を食っているんだ。塗料や塗装について研修なんか受けなくても資料を見れば分かる。」と、言い出します。
確かに塗料や塗装については私達より知識も経験もあります。

そんなときは、確かに塗装については立派な腕を持っていると思いますが、
今までに断熱材を塗装したことはありますか?
セラミックを塗ったことはありますか?
薄い塗膜なのになぜ断熱できるかご存知ですか?
と、質問します。

そうするとほとんどの方が「え」と怪訝な反応をします。そこで、ガイナは塗料ではありません。ですから研修が必要なのです。と、お話します。
それでほとんどの業者は、来てもらえますが、それでも行かれないという業者には施工が決まっていると言われてもガイナは販売しません。

2つ目の反応

もう1つの反応は、「大変興味があるので、是非行きたい。」という反応です。こういう業者は前向きで新しいことに取り組もうという意欲が漲っています。
遠くから来る人ほど熱心に質問をし、メモを取っていきます。
これから自社の主力商品となるわけですから、北海道からでも沖縄からでも決して高い交通費ではないと思います。
何度もショールームに来て勉強していく方もいます。そういう業者はガイナの施工でもトップクラスでお客様の信頼も大変篤いものがあります。

2つ目の条件

2つ目の条件は、「平和利用目的に関する契約書」を締結していただくことです。
聞きなれない契約だと思います。業者の方もほとんど何の契約ですかと訝ります。

実は、日本の法律の中に「独立行政法人宇宙航空研究開発機構法」という法律があります。
http://law.e-gov.go.jp/htmldata/H14/H14HO161.html 参照)
この法律の第1章 総則 第4条 (機構の目的)に次のような一文があります。
「・・これらに関連する業務を、平和の目的に限り、総合的かつ計画的に行うとともに、・・」
要するに日本の宇宙技術は平和利用目的に限るということです。

これがガイナとどう関係するのかとよく聞かれます。
ガイナは独立行政法人宇宙航空研究開発機構の開発した断熱塗材を民間に転用して住宅用に改良されたものです。ですからこの法律に縛られています。
ガイナも日本の宇宙技術に支えられているのです。

ガイナを殺傷能力のあるものや、軍事目的に使用しませんという契約を当社では取扱店と 必ず結んでいます。
もちろん当社はメーカーと同じ契約を結んでいます。当社から施工店に卸す以上、当社が責任を持ってガイナの流通ルートを監視します。
ですからこの契約を結んでいるのです。
このように当社の施工店は大変厳しく管理され、メーカーや代理店から知識を吸収し、日々技術を磨いています。

ネット販売禁止に関するメーカーからの通達について

さて、皆様周知の通り、断熱セラミックガイナは、独立行政法人 宇宙航空研究開発機構(JAXA)のロケット開発技術を応用し民生化した製品で、
その性能や源泉技術の特性から利用・使用目的を平和利用に限定し、犯罪・軍事・テロ目的等、公共の福祉維持の観点から不適切な利用を固く禁止されております。(平和利用契約第2条1項)

弊社のみならず代理店様又は販売店様はこの内容を遵守する義務があることから、
ガイナを販売・施工する際には所定の注文書(平和利用目的の個別契約)にその販売先又は納入先、使用目的を明記して頂くようお願いしております。

なお、弊社は、その目的に反する行為が確認された場合、製品の利用・使用許諾を打ち切ることの出来る権利を有しております。(平和利用契約第2条1項・4項)

このようなことから、各代理店様と販売提携をさせて頂いて以来、通信販売を行わないという基本方針を共有し、
各代理店の皆様もメーカーの基本方針に沿って代理店様の責任と管理下において販売営業活動をして頂いております。

しかし、今般一部の業者による通信販売(ネット販売)が横行されるケースが多く見受けられるようになり、
正規販売店のみならず最終製品利用者であるエンドユーザーの方々にもご迷惑をお掛けすることが予想される状況になってきました。

従って、弊社としては、JAXAとの技術提携に基づき断熱セラミックガイナの利用・使用目的を平和利用に限定されていることから、
工事施工マニュアルを守っていただくよう各代理店様には代理店様の責任の下で、
お得意先の通信販売根絶に向けた注意喚起を促して頂くと同時に、
現状において一部業者による通信販売行為を4月25日までに中止するように指導に努めていただきたいと思います。

皆様のご理解とご協力をお願い申し上げます。

施工店をご紹介します

施主様にお付き合いのある塗装店、リフォーム会社、建築業者などがある場合は、
まずそこにガイナを取り扱っているかどうか確認してください。
取り扱っていればその施工店にお願いするのがいいと思います。
また、施工店が初めてガイナを取り扱うということであれば、
当社が研修、指導をしますので、当社にお問い合わせください。
施工会社とお話をして先ほど述べた2つの条件を確認してみます。
その上で、施主様にフィードバックいたしますので、その施工店にお任せするかご検討ください。

なお、施工店を紹介して欲しいということであれば、喜んでご紹介いたします。施主様から詳細をお伺いして、全国にある当社の取扱店をご紹介いたします。

もし、自分で施工会社を見つけたいということであれば、以下の点を確認し、疑問があれば当社にお問い合わせください。
提出されたお見積りの無料診断もいたしますので、不安な場合はお問い合わせください。

  1. メーカーのショールームへは行った事があるか。
  2. ガイナの施工経験はあるか。
  3. 平和利用目的の契約書を締結しているか。
  4. ガイナの機能について説明できるか。
  5. 塗装職人にガイナの指導をしているか。

以上の5項目についてそれとなく聞いてみてください。
何社かの担当と話をすればどの会社が信頼できるか分かってくると思います。決して見積もりだけで判断しないようにしてください。
安すぎる見積りも高すぎる見積りも必ず落とし穴がありますので、お問い合わせいただければ見積りが妥当か否かを判断いたします。
ただし、ガイナ以外の見積り診断はいたしませんので、ご了承ください。

施工店は長いお付き合いをするところです。信頼できる施工店をご一緒にお探しいたしますので、お気軽にお問い合わせください。